徒然なるまゝに

心にうつりゆくよしなしごとを書いてみる

第九で年末を感じる

あまり年末という感じがせず、ただの長期休暇程度な気分だったけど、第九を聴いたら、もうすぐ今年も終わるかーっとジワジワ、やっと年末気分になってきた。

なぜ年末に第九なのかは諸説あるらしいけど、戦時中に日本の捕虜収容所に捕えられていたドイツ人捕虜が演奏したことがきっかけで日本国内に第九がもたらされ、徴兵のため年末に卒業式が行われた際に学生たちが第九を演奏したことが習慣化した説が有力らしい。

オーケストラや吹奏楽のコンサートは1人で行く。隣で退屈そうだったら付き合わせて申し訳ないと思うし、私の萌ポイントが変なところにありそうで、感想を言い合うのが恥ずかしい。

今回はチケットをギリギリに取ったので、1階の良さげな席が空いてなかった。試しにと3階の中央席にしてみたら、いつもよりは、遠くからの鑑賞なので、ダイレクトな迫力はなかったけど、下界からの音がホール全体に反響して聴こえてくるような感じが、それはそれで良かった。

もちろん、素晴らしい演奏で感動した。そして、今回は、も、かな、気付いたら、1stフルートに釘付けだった。