徒然なるまゝに

心にうつりゆくよしなしごとを書いてみる

年賀状の片隅にメルアドを書いてみる

何年か前から年賀状を出す事をやめた。理由は色々だけど、ひとつには親しくしている人はSNSで繋がっているので、わざわざ年賀状を書く必要がないと思ったこと。更に言えば友人達の住所は知らない。

年賀状だけの付き合いの人は主にSNSが出てくる前に知り合って、もう何十年も会ってない人。お互いに今年こそ会いたいねって書いてるが、社交辞令?本当に?と相手の気持ちを探ってしまう。その言葉を真に受けて連絡したら空気読めない人になってしまうのは怖い。

こちらから出さなくなったので、今年は、とうとう受け取った年賀状は5枚になった。ちょうどコンビニで5枚1袋のお年玉付き年賀状があったので、それを買ってカフェで返事を書いたところ。届く頃にはもう年賀でもないだろうけど、どうせ会わないからいい。

その中の1枚に、社会人1年生の時に、社会人のイロハをいちから教育して頂いた女性の先輩からのものがあった。丁寧な字で、あと1年ちょっとで定年です。とだけ書いてある。今は別々の会社なので、年賀状だけのやり取りしかしてないが、それが30年以上になるとは。

シングルライフを楽しんでる先輩の、第二の人生をどういう風にしようと考えてるのか、ちょっと興味が出てきたので、年賀状の片隅に小さくメルアドを書いてみた。社交辞令じゃないって分かってくれるかな、連絡くれるといいなぁ。